植物( 桜/水仙/棕櫚/菖蒲/杉/柘榴 )を図案化した家紋、植物紋の一例


桜紋
「丸に桜』紋は「丸に桔梗」紋と一瞬、見間違いそうですが、よく見ると花びらの先が桜は丸くなっているが、桔梗は尖がってがっている。
他の植物紋などをじっくり見てみるとその植物の特徴をとらえて図案化されているのに驚く場合が多い。

桜紋には花だけのものと花と葉を併用したものとがある。また枝のついている「枝桜」などもある。桜紋は好んでもちいられていたが、一面でこれを避ける傾向もあった。
武士道では、桜のようにいさぎよく散るをよしとしたが、その反面、人間には子孫が長く続き、家が栄えることを望む心情がある。

桜紋は、桜の名字の桜井氏、吉野氏、花木氏、などが用い、徳川時代には細田、松平、仙石の諸大名が用いている。


水仙紋
ギリシャ神話に美少年の化身として登場するが、日本に紹介されたのはそう古くはない。家紋としては、明治以降にできた新紋とおもわれる。


杉紋
「深谷記」に、上杉謙信が杉田因幡から杉紋をもらったとある。これは杉紋が戦国末期にはすでに家紋として定着していた証拠でもある。
徳川時代には十余家がこの杉紋を用いている。

杉紋の使用家は、大和の三輪山神宮の社家、大神氏と一族の三輪、藤林、緒方など、他に名字にちなんだ杉、杉田、杉浦、上杉なども使用している。

杉紋は杉の数では一本から五本まである。配列では、割り、巴、菱、重ねなどがある。


棕櫚
棕櫚の葉を型どった紋。これを家紋に用いた由来は定かではない。文献では「太平記」で記されているのが初めである。

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