植物( 銀杏・稲 )を図案化した植物紋の一例


★ 銀杏紋
秋になると葉が黄色くなり、初冬にはいっせいに散って地面を覆いつくす、その見事さは、銀杏ならではのことである。
昔の人はそのような銀杏を心霊が宿る木と考えたのであろう、神社の境内には威風堂々とした大銀杏があって、しめ縄をはあってあるところが多い。

神木として大事にしていることがわかる。銀杏紋は、銀杏の葉をかたどったものだが、この独特な葉の形はさまざまなバリエーションを生み、模様としても多く用いられている。

銀杏紋は、木の葉を写実的に形象化したものだが、その長寿を悠然たる構えから、徳川氏の替え紋とされるなど、多くの諸氏が用いている。

東京大学の銀杏のバッジは、新政東大になったのを記念して、学生から公募したもので、校庭のの銀杏がモチーフらしい。



★ 稲紋
稲紋は稲荷神社の神官や氏子たちの間で用いられた。
稲荷神社は日本の神社のなかで最も数が多く、その数は四万社、稲紋は約50種あるが、大部分が束められた二束の稲が互いに抱き合っている。


稲紋は、稲穂を束ねて丸形にしたものが基本パターンで、束ね方も1束一穂と二穂があり、葉も一葉から五葉まである。稲荷の稲紋も「抱き稲」が多い。
二束の稲が左右から輪形に抱き合って下で束ねてある。

よく目にするところでは穴の空いた五円玉硬貨の水に稲穂がある。


日本第二の大姓 ”鈴木”一族の代表家紋。熊野神社に奉仕する神官、氏子などに用いられ「熊野権現縁起」に「祖神を勧請したとき、稲穂を奉って ”穂積”の姓を賜った。この穂積は鈴木ともいう。」とある。

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